なぜ猫背は体に悪いの?



なぜ猫背は体に悪いの?

猫背になると、見た目が悪いだけでなく、「肩コリ」や「頭痛」、「便秘」「冷え」「スタイルの崩れ」等の不調を引き起こすことが考えられます。その中でも今回は現代人に多い”肩コリ”を取り上げます。「頭」の重さはどれくらいあるかご存知でしょうか?「頭」というのはスイカ程ある(およそ6kg)重たい部位です。その重たい頭が肩の上(=背骨の上)にしっかり乗っていることで、重みを受け止めることが出来ます。
しかし、猫背では頭が前に移動し、背骨の上からずれるため、肩・首の筋肉が一生懸命頑張って支えなければならなくなります。この姿勢が1日に何時間も続くと、肩や首の筋肉が疲労し、やがて肩コリとなります。
ふと、駅で周りを見回すと、
皆似たような姿勢…。いわゆる「猫背」
スマートフォンの普及やデスクワークの増加、さらには交通の利便性の向上による運動量の低下などにより、日本人の80%以上の方が猫背であると言っても過言ではありません。
代表的な猫背としては「スウェイバック姿勢」というものがあります。その特徴として「頭が前に出る」「肩が内巻きになる」「骨盤が前にスライドする」ことが挙げられます。『猫背は身体に良くない』というイメージがあると思いますが、どのような影響を及ぼすのか、お話しさせて頂きます。
さらに、猫背では呼吸が浅くなり、本来は補助的に使われる首の筋肉を使って呼吸をし、いわゆる「肩で息をする」様な動きになります。このことが、更に肩・首の筋肉に負担をかけ、肩コリを強めます。姿勢や呼吸の改善に効果的なピラティスで、様々な不調を引き起こす猫背とサヨナラしましょう。

情報提供
Profile 鈴木孝佳

専門学校時代、フットサルチームにてインターン生として活動。卒業後、地域スポーツ振興事業団、整骨院にて勤務し、グループレッスンや手技を学ぶ。その後、大手フィットネスクラブにて、パーソナルトレーナー活動を開始。”機能改善”を軸に、活動3年目には年間1500本以上のセッションを行う。また、並行してサッカークラブチームにてアスレティックトレーナーとして活動。全国大会出場や、県大会3冠達成などを経験する。2014年10月より「世界中にI am OK You are OKな人を増やしたい」という、オーナーの想いに賛同し、神戸から                                                                 上京。imok株式会社に参画する。
                                                              猫背改善専門スタジオ きゃっとばっく

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