ピラティスによって姿勢がよくなる理由
普段鍛えていないで弱っている腹横筋という背骨に最も近い、大きな筋肉を強化することで、 背骨の正しい4つのアーチを作ることで姿勢が改善する。
背骨を正しい位置に戻すという姿勢は少し辛い動作であるが、正しい位置に戻す為の筋肉を ピラティスで鍛えることにより、その動作が楽になり、姿勢が矯正していく。
ピラティスのレッスンは常にアライメント(左右のバランスを確認すること)を行うことで、 左右に歪みのないバランスの取れた筋肉を強化し、美しい姿勢が形成される。
背骨を意識したエクササイズにより、脊柱起立筋を呼ばれる背骨の一個一個にある細い筋肉を強化することで、 背骨を正しい位置に置くという力を強くし、きれいな姿勢が形成される。
多くの人は、体の前の筋肉、大胸筋や、上腕二頭筋は強いものの、腹部の筋肉は弱いものです。 大胸筋という大きな筋肉は体を前に前に縮める筋肉ですから、身体は前かがみになり、俗に言う、猫背であり、 姿勢が悪いという状態です。
加えて肩は内側に入りうつむき加減の状態になります。それを腹部を鍛えることにより、後ろから押されている 状態を前から後ろに押してあげるわけです。肩は開き、胸が持ち上がり、背骨にある頚椎から腰椎までの正常な 4つのアーチを作り出すわけです。
さらにいうとピラティスを行う時、常にアライメント(左右のバランスを確認すること)をしながら行います。 例えば、ほとんどのエクササイズでは、手を前ならえの状態にします。これは、自分の左右のバランスを確認する 意味を持ちます。アライメントにより、自分の左右の不均衡を認識させ、理解し、一つ一つ丁寧に背骨のアンバランスを 正していくことにより、筋肉の強度を自分自身で調整し、インストラクターに補助してもらいながら、正していきます。
これにより、左に傾いていたり、右に傾いている状態を調整していきます。良い姿勢を作り続けるというのは、 腹筋と背筋のバランスです。大抵の人は腹筋で身体を支え続けている状態は、少し辛い状態です。 しかし、ピラティスで、身体を支える為の腹横筋を強化することにより、普段では考えられないほど、楽に、 無理なく身体を支え続けられるわけです。
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