アイシングが欠かせない日々だったのが、この2年半はアイシング1回もしたことがないです。
2010年、人々に感動を与えたアスリートの1人は、テニスのクルム伊達公子選手です。40歳にして若い選手を次々と破ったその強さと若さの秘密を、キャスターが直撃しました。
念願がかない、笑顔のクルム伊達公子選手。
ともに尊敬しあう2人の夢の共演が実現した。
「生き生き感っていうんですか? 筋肉の! 筋肉の生き生き感が違うなっていう感じがしてて」と話す安藤キャスターに、クルム伊達選手が「ありますかね? 40でも?」と尋ねると、安藤キャスターは「ありますよ。十分ありますよ!」と答えた。
クルム伊達選手の若々しさの秘密は「ピラティス」。
ピラティスはもともと、負傷兵のリハビリを目的に考案されたエクササイズで、インナーマッスルを鍛える。
ピラティス歴10年の安藤キャスターも、さすがにきつそうだった。
クルム伊達公子選手は、いわずと知れた日本テニス界のトッププレーヤーで、過去の世界ランキング最高位は4位。
惜しまれながらも、26歳で現役引退を宣言し、2001年、レーシングドライバーのミハエル・クルムさんと結婚した。
そして、第2の人生をスタートさせたものの、2008年、11年ぶりに再びコートに戻る決意を固めた。
ピラティスの効果について、クルム伊達選手は「ピラティスやってて衝撃的だったのが、テニスをもう1回やり始めた時に、トレーニングで全身筋肉痛だったんですよ。それで、室内を暖かくした中で、マットピラティスを一通りやったんですね。終わった瞬間に筋肉痛がなくなったんですよ」、「わたしは、ピラティスのおかげだと思ってるんですけど。前はアイシングが欠かせない日々だったのが、この2年半はアイシング1回もしたことがないです」と話した。
そして、話題は復帰後の活躍へと移った。
安藤キャスターが、「どうでした? この2年半は。あらためて振り返ってみて」と質問すると、クルム伊達選手は「驚きの連続ですよ。やっぱり、まさか自分自身がもう一度世界のトップ50にいる位置なんていうのは、1%も思ってもいなかったことだし」、「ベースは日本で、当然、全日本選手権の中でも優勝を目指してたわけではなかったので、それが去年(2009年)から、世界という場所に場所を移して、もう一度、本当に戦いの場所に入ってるっていうこと。夢のような時間ですね」と語った。
Photo by Marianne Bevis (Flickr)
出典:NEWSROOMより
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